ABOUT

Creation as DIALOGUE

Creation as DIALOGUEは、2021年に発足した愛知県名古屋市が主催する伝統産業海外マーケティング支援プロジェクトです。

日本・名古屋圏における伝統産業が象徴するのは「手の文化」です。その類まれな技術は、機械にはない “揺らぎ” の重なりが生成する、人の手でしか生み出すことのできない「美」であり、日本文化の本質に繋がる精神性の表れです。

しかし現在、これらの「手の文化」は、技術継承・後継者不足や国内市場の縮小の課題に直面しています。日々技術の研鑽を重ねるこれら職人たちの手仕事は、残念なことに他地域においてその美しさの本質を発表する機会はほとんどありませんでした。

そこで本プロジェクトで目指すのは、手の文化と異なる文化の新たな結合から生み出されるイノベーションです。ヨーロッパに息づくクリエイティビティーと、日本のものづくりの中心地である名古屋の持つクラフツマンシップ。二つの都市圏に息づく文化を結び生み出されたプロダクトは、手仕事ならではの個性と温度感を持ち、私たちの生活に新鮮で洗練された感動を与えます。

異なる文化圏との対話によりその本質的な美しさを引き出された「手の文化」のリアルな質感に触れ、思考し、新たな価値を創造し共感を生み出す。その継続と循環から豊かな文化を次世代につないでいきます。

プロジェクト実施体制
Organizer
名古屋市役所 経済局産業労働部労働企画室 Creation as DIALOGUE担当

Creative Director / Total Coordinator
村瀬 弘行(株式会社スズサン CEO/Creative Director)

Design Advisor
名和 光道(元 Van Cleef & Arpels ジュエリーデザイナー)
古川 紗和子( 元BOTTEGA VENETA ハンドバッグデザイナー/テキスタイルデザイナー)
平林 大輔( 元 Herzog & de Meuron デザイナー/建築家・写真家)

Communication Coordinator
名和愛実

Web Designer / photographer
STUDIO crossing

Filmmaker
Mai hua

Project Manager
ミテモ株式会社