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CREATION

IWATA SANBOU

Hinoki Shelf

岩田三宝製作所は、創業以来300年にわたり、神社の祭礼に使われる神具を作る木工技術に深く関わってきました。その多くは小規模なものですが、今回のプロジェクトでは、神様や先祖へのお供え物をするために使われる台「八足案」を再解釈し、大型家具の開発に挑戦しています。

八足案は、神聖な建物(神社仏閣)の建築に使われる日本固有の木であるひのきの無垢材を、神具職人の手によって無塗装のまま組み立てています。ひのきは傷や汚れには弱いですが、使い込むことで生まれる風合い、純粋な美しさをお楽しみください。

美しいオブジェを飾るための木製シェルフを、3種類の長さ(1.2m、1.8m、2.4m)でリリースします。控えめなシェルフでありながら、インテリア全体の雰囲気を引き締め、独自のアイデンティティを発揮します。一見ランダムに見える柱に敷き詰められた3枚の棚板は、まるで森の木々のように見え、さまざまなサイズのオブジェをセレクトして並べた時のことを想像させます。

木目や色の統一感、美しさを追求するため、1台に使用する木材はできるだけ同じ木材(樹齢200年以上のひのき)を使用しています。無塗装のひのきの香りは、独特のほのかな土の香りがあり、空間を落ち着かせる効果があります。

MAKER

岩田三宝製作所/尾張仏具/伝統工芸

岩田三宝製作所は、創業以来300年にわたり、神社の祭礼に使われる神具を作る木工技術に深く関わってきました。2019年に伝統的工芸品産業振興協会の欧州拠点であるパリのショールーム『ESPACE DENSAN』での販売、実演、ワークショップを経験したのち、2022年3月開催の『MAISON&OBJET PARIS』に出展。日本独自の『神道』文化の歴史背景に寄り添った神具から作られた、インテリア・キッチンウェア商品の海外展開に可能性を感じ、今回は大型家具の開発に挑戦しました。
神聖な建物(神社仏閣)の建築に使われる日本固有の木であるヒノキの香り豊かな無垢材の特徴を活かすために無塗装の素材を使用し、大型シェルフを組み立てるという挑戦は、素材を知り尽くした神具職人の伝統技術あってこそ実現したことです。