Buna Stool, Urushi Stool, Hinoki Vase
安藤商店は1921年の創業以来、長い歴史の中で名古屋節句飾制作を通じて精緻な職人技を培ってきました。提灯の素材や技法、丸い形からインスピレーションを受け、ぼんぼりを現代的に解釈したスツールや、ドライフラワー用の花器が誕生しました。
「ブナスツール」は、木工職人が木工旋盤で無垢の木から形を削り出して作るものです。「漆スツール」は、漆職人が漆を何層にも塗り重ね、磨き上げて鏡面仕上げにします。高い機能性を持ちながら静かな存在感を放ち、日々の暮らしの中で優しく温かな雰囲気を醸し出しています。
ひのきを短冊上に加工した板を、熟練した職人が伝統的な熱曲げ木技法で曲げ、球体の木枠にした「ひのき花器」。枠の厚みを極限まで薄くしました。ひのきの繊細なラインとドライフラワーのアレンジメントが、現代のインテリアに自然を取り入れた佇まいを醸し出しています。